二人体制の訪問教育

訪問教育に複数教員で行けるって知っていますか?

 

本校では、常時二人体制で訪問教育に行っています。

(H6は、火・木は二人体制、金は一人です。)

学期末に「服務規律チェック」を行います。本校は保護者対応は複数で行うことになっています。でも訪問教育は他校のように一人で行っていたので、毎回〇がつけられないことになっていました。これを改善し、いつも二人で行かせてもらえるようになりました。

担任は授業に専念し、もう一人の教員が並行して保護者対応や授業の記録をしています。

 

訪問教育では、生徒の表情を読み取りながら、じっくりと授業を進めたいです。

一方、家族の話を聞くことも、大事なことです。

これを一人で行うと、両方が中途半端になることがあります。

二人で行くと、この問題が解決できます。

 

ICT機器のセッティングを協力することで授業の進行をスムーズに行うことができます。

授業と並行して保護者に就学奨励費ICT加算で購入したパソコンの操作方法を伝えることもできます。

授業の記録静止画・動画も充実して撮れるようになり、授業の振り返り・出張報告や教材研究に役立っています。

訪問教育をずっと一人で行っていました。いろいろ相談に乗ってもらったり、時にはブレーキをかけてもらったりしています。

 

また、一人の教員が体調不良・都合で授業に行けなくなったときでも、訪問部の教員の協力で2人体制で訪問し、いつもに近い流れで授業ができます。

 

訪問教育では画期的で便利なシステムです。

病弱特別支援学校の訪問教育だからできること

本校は医師、保護者への対応を複数教員で対応するという決まりがあります。

訪問教育は今まで他校と同じように普段は一人の教員で授業に行き例外でした。今年度より訪問教育も複数対応ということになりました。

複数の教員で訪問する機会をもつ

前任校では、校長の参観授業があるとき、授業参観希望の教員も一緒に訪問することはありました。

また毎年、夏休みは全校の家庭訪問期間でした。訪問教員一緒に訪問し、いつもの授業ではできない合唱のプレゼントをしたり、シーツブランコなどダイナミックな遊びをしたりしました。普段生で見ることができない他の教員の訪問教育の授業の様子を知る良い機会です。