ICTと相性がいい

ICT機器を使ったことありますか?

スマホやiPad、パソコンを使っていますね。

便利で手放せませんね。

 

健常者がこれだけ便利で使っているICT機器。

障害を持った人たちにとってICT機器はさらに便利です。

 

訪問教育は重度重複障害を持つ児童生徒が多いです。

10年間で受け持った児童生徒は、手を動かして字を書いたりすることはできませんでした。

iPadで手を動かして画面に触れて操作できる生徒もいませんでした。

 

どうやったら障害を持った人たちがICT機器を利用できるかを工夫することが必要です。

iPadやパソコンをスイッチで操作

iPadの画面に触れて操作できなくても、「i+Padタッチャーとスイッチ」や「できiPad2とスイッチ」を使って操作することができます

 

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  「i+Padタッチャー(あいしー亭)

 「できiPad2を使ってスイッチでiPadを操作する(あいしー亭)

PCのUSB端子に「変わる君とスイッチ」をつなげば、スイッチでパソコンの太鼓の達人(太鼓さん次郎)を操作できます。

 

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太鼓の達人(太鼓さん次郎)(あいしー亭)

視線入力でパソコンを操作

 担任した訪問教育生は全員が視線入力でパソコンを操作することができました。テレビを見ることができる人は、視線入力ができます。

 

 詳しくは「しせんてい」(視線入力専門ページ)に書いてあります。

目が使えない場合はiOAKで操作

iPadにiOAK(有料250円を入れると学習が充実します。

iOAKの「モーションヒストリー」という機能を使うと、動いた部分が可視化できます。指先、口、目など良く動く部分を見つけることができます。

さらにiOAKには「エアスイッチ」機能があります。良く動く部分に緑の枠を合わせ、動きをキャッチすると音(クリック、ベル、犬など)が鳴ります。

またMaBeeee(乾電池型の無線スイッチ)を連携させると、エアスイッチでおもちゃを動かすことができます。扇風機付きライト(キャンプ用品)など乾電池を使う機器やおもちゃを操作して楽しむことができます。

 

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iOAK-最重度重複障害の方とのコミュニケーションの手がかりをつかむ

脈拍で動かすスイッチもある

ポランの広場 | 福祉情報工学と市民活動

リレー付きEyeMoT魂魄ドライブ

 

島根大学伊藤史人さんのサイトで心拍でおもちゃなどを動かせるスイッチの話題が出ています。