訪問教育の「スクーリング」を知っていますか?
訪問教育は普段家庭に教員が行って授業をしています。
訪問教育生が学校に行くことをスクーリングといいます。
入学式や卒業式には、スクーリングとして学校に行きます。
また学習発表会などの学校行事に合わせてスクーリングをすることがあります。
学習発表会に来て、訪問教育の授業で作った作品が展示されているのを見たり、
通学生がやっている合唱やクラス・フロアの企画を見学したり、参加したりします。
さらにスクーリングができそうな児童生徒は、普段の授業の時にスクーリングを行います。
訪問教育ではなかなか経験できないような大型遊具(ブランコなどの吊り遊具など)を利用したり、大太鼓をたたいてみたり学校にある教材を利用できます。また普段合わない教員や友達と交流することができます。
通学の学級(受け入れ学級)を決めて、通学担任と訪問担任で打ち合わせをして
計画的に参加します。
朝の会と音楽や体育など参加しやすい時間帯に合わせる場合が多いです。
また訪問教育生に良い影響があるばかりでなく、通学生にも影響があります。事前学習で児童生徒の写真を見せたりしながら、顔を覚えるようにし、お互いにWin-Winになるようにしていきましょう。
本来学校に通えないから訪問教育生となっているわけですから、
だいたい行うとすると、学期1回から数回です。
中には小・中学生では、訪問教育からスタートし、月1回くらいずつスクーリングを組んで、だんだん毎週スクーリングを行い、次年度から通学生となる児童生徒もいます。
スクーリングを通学の練習とし、スクーリングでも学校にいる時間を少し長くしたりします。
高等部の訪問教育生もスクーリングを行います。
受検で訪問教育生徒募集で入学します。通学生になったり、通学生が訪問教育生になることはできません。