重度の生徒のeスポーツとして

特別支援学校でeスポーツが導入されています。企業や県教育委員会からゲーミングPCが寄贈されて取り組んでいます。

【リンク】特別支援学校のeスポーツの様子

見た感じ「準ずる教育課程」で「車椅子でパソコン室に行ける生徒」が取り組んでいます。

重度の生徒のeスポーツを教育委員会も推進している

「教育新聞 2022/12/22 社会参加の新たなきっかけに特別支援学校に広がるeスポーツ」

「特別支援教育課によると、今後は視線入力やスイッチが大きいコントローラーなどの導入を進め、重度重複障害のある生徒に対しても、活用していく方針だ。」という記事が載っています。

群馬県教育委員会 群馬県特別支援教育推進計画(第3期)には

エ 肢体不自由教育

〇 従来の児童生徒一人一人に対応した自作教材に加え、GIGAスクール構想により整備された1人1台端末や肢体不自由障害の状態に応じた補助道具等(代替キーボード、キーガード、視線入力等の入出力支援装置等)のICTを活用することで、児童生徒の表現活動や遠隔合同授業ができるようにするとともに、主体的・対話的で深い学びの充実を図ります。」

 

③ eスポーツへの理解や関心を高める教育の推進

〇 病弱や肢体不自由特別支援学校の児童生徒の体育、自立活動におけるeスポーツの取り組み方について研究を進めます。

〇 eスポーツについて、余暇活動だけではなく、外国語、コミュニケーション、情報リテラシー、メンタルトレーニングなど、eスポーツを通した様々な学びの機会と提供する学校設定教科について研究するとともに、競技機会の充実を図り、障害のある幼児児童生徒が意欲的・主体的に活動できる環境を整えます。

〇 障害の有無にかかわらず挑戦できるeスポーツの取組を通じ、障害のある幼児児童生徒の社会参加を促進します。

とあります。

重度の生徒のeスポーツは始まっている

ハートネットTV「視線でバトル! 重度障害児のeスポーツ大会」| NHKハートネットTV

去年11月、重い障害のある子どもたちが目の動きを使い、オンラインゲームで対戦するイベントが開かれた。本気の勝負を通じて、子どもたちの成長と可能性を見つめる。

使われているのはEyeMoT 3DX 対戦ぬりえ


使われているのは「ほうもん亭」で紹介しているEyeMoTシリーズの「対戦ぬりえ」。

神の手・ゴッドハンド」は必要ない!」と特徴に書かれています。

生徒・視線入力用機材・使える先生で「ととのう」

①視線入力で学べる児童生徒はけっこういます。

 体は不自由だけど目で物を追っている子。テレビを見ている子。

「神の手」を使っている場合ではないです。

 

②視線入力用機材をいつでも使える状態に

 参照「これからの課題について」

 

③教員が使えるようにする。

 参照「教員が学び続けること」

 

①②③がそろえば、「ととのう」状態になります。