進路について

高等部訪問教育を卒業した後はどうしますか?

 

訪問教育は家庭でおこなわれることが多いです。保護者が子どもを介護しています。

保護者が継続して子どもを介護していくことになります。「保護者に何かあったとき」の受け入れ先はきちんと決めてあったりします。

 

ただ「卒業後の進路」となるとなかなか決められない家庭も多いのではないでしょうか。

そもそも訪問教育を受けているということは、施設に通うのも難しかったりします。

高校生くらいだと保護者がまだ若く元気です。卒業後になったからといって、どこかの施設に通うという感じにはならないこともあります。

また医療的ケアを受けている子どもの場合は、受け入れる施設が対応できるかどうかも問題になってきます。 

普段からデイサービスに行っている生徒は決まりやすい

訪問教育を受けている生徒で、授業のない曜日や時間に普段から施設に行っている生徒もいます。施設の送迎があれば行ける生徒です。そのような生徒は進路は決まりやすいです。卒業後も継続でその施設に通ったり、訪問教育をしていた時間を他の施設に通うようにしたりします。

授業でやっていたことを卒後も継続していくことは難しい

例えば視線入力のようなICT機器をつかった余暇活動です。

まだまだ世の中に普及はしていません。卒後に同じようにやってもらうのは難しいです。