書類(出張申請・個別の指導計画など)のこと

訪問教育で提出する書類は、他の通学の児童生徒の書類と同じですか?

 

訪問教育は校内の通学生と実態が違うことから、通学生と同じ書類の形式を使うと仕事がやりにくい場合があります。できれば他校の訪問教育担当者と情報交換し、仕事がやりやすい形式にすると良いです。

指導要録は同じ形式で作りました。

出張申請書・復命書

訪問教育は毎週数回・同じ場所に出張することになります。

R6より校務支援システムkinakoによる出張申請・電子決済になりました。

 

また復命書は、週ごとにA41枚にまとめて提出する形式になっています。

文章だけでなく、写真も入れています。

R5までは週2回でした。R6は週3回になりました。A4で3回分を書いています。

PDFにして添付して提出しています。

 

見る管理職も提出する訪問担当も「無理なく」申請・報告ができると良いです。


個別の指導計画

お金が支給される場合の証拠書類となる場合があります。必要なことは記載しておきましょう。

 

・視線入力装置などを就学奨励費ICT加算で購入する予定がある場合は、授業で使用することを明記しておくと良い。

 

・スクーリングや校外学習に参加する可能性がある場合も明記しておく。

 

準ずる教育課程がメインの特別支援学校だと、通学生の形式では書きにくいです。訪問生の実態に合った個別の指導計画の形式にしてもらう方がよいです。

 

R5までは本校は前期・後期で年2回作っていました。R6は年間1回になりました。


年間指導計画

・年間指導計画も、授業の流れに沿って分かりやすいように作りました。

 

・準ずる教育課程メインの特別支援学校では各教科の教科書会社のシラバスを参考につくっています。訪問教育の年間計画としては使いにくいです。使いやすい形式に直すとよいです。


通知表

・自立活動主の教育課程と同じような形式で文章表記です。


キャリアパスポート

・本来、生徒が自分でワークシートに記入していくものです。重度重複の生徒には無理です。振り返りという観点から、動画を学期末に見るという活動でキャリアパスポートとすることにしました。